近畿ブロック候補者のポスター張り、夜は“だまってられへん!!ヘルパー・ケアマネ怒りの集会に”に参加

昨日は、午前中は、近畿ブロックの比例候補者を掲載した赤旗写真ポスターを20枚町内に張り出した。昼からは、読めてなかった今日付けの新聞「赤旗」を読み、机周りを整理した。夕方5時36分の電車で、ケアマネ・ヘルパーの怒りの集会にでかけた。何に怒るのか?現在、ホームヘルパーの訪問介護時間「生活支援」1時間を45分に削るということが、突如、社会保障審議会ででてきたからだ。この25日に答申がでて決められかねない状況だ。厚労省の部会と大臣、民主党にあてて抗議文を書いた。参加していたケアマネさんやヘルパーさんは熱心に抗議文を書いていた。私も民主党あてに書いた「無駄なダムを復活させ、社会保障をこのような形で、しかも高齢者の生活を支える重要なヘルパー時間を削りながら消費税増税を決めた民主党に将来はない、。2重3重にもなる高齢者、庶民いじめをやめてください。」と大阪社会保障推進協議会から送付される。右に「怒りのアピール」を掲載します。 

怒りのアピール

~現場を知らない人たちに勝手に介護内容を決めさせるな!!~

 来週1月25日の社会保障審議会・介護給付費分科会で4月からの介護報酬が即日答申されると言われています。そこには、様々な制度改悪が盛り込まれますが、特に私たちは訪問介護生活支援45分問題、そしてケアマネシジャーの報酬減算・有料化の動きに対して、本日強い憤りを持ってこの集会に臨んでいます。

 

介護保険は今、高齢者に保険料と利用料の重い負担をしいています。特に低所得高齢者にとっては「どうせ介護保険は使えないのだから介護保険から脱退したい」「介護保険料を無理やり年金からとらないでほしい」との悲痛な声があがっています。また現在は、利用料が払える高齢者でも、「これ以上の負担は絶対に無理」との悲鳴が上がっており、いままさに介護保険は「保険あって介護なし」とう事態になっています。

 

介護保険の利用者の大部分は80歳以上の後期高齢者であり、認知症を抱える方も多く、そして独居や夫婦2人ののみの世帯が大部分です。こうした利用者・家族のくらしといのちを支えているのは、いまやホームヘルパーやケアマネジャーなどの介護従事者に他なりません。そして、訪問介護は単に家事をしているのではなく、利用者・家族に寄り添いながら暮らしを支援し、生活問題を解決するための仕事をしているのです。

 今でも足りない60分の生活支援を45分にしたり、20分の細切れ訪問介護にすることよって削られるのは、単に時間だけではなく、利用者の生きがいや自立しよとする気持ち、そして笑顔です。そして、ケアマネジメント減算や有料化は、ケアマネジャーがしっかりと利用者・家族に向き合い話し合い考え会う機会を奪います。

 私たちは、生活支援45分に絶対反対です。

 私たちは、ケアマネジメントの報酬減算・有料化に絶対反対です。

 一体、誰のための介護なのか。重い負担を強いながら、高齢者の生活困難を支援するための制度でなければ、介護保険の存在意義はありません。

 介護現場を最もよく知る私たちホームヘルパー・ケアマネジャーは最後の最後まであきらめることなく、利用者・家族の尊厳あるくらしを支えるためにたたかい続けることをここに決議します。

 

   2012年1月17日 だまってられへん!ヘルパー・ケアマネ 怒りの集会