田尻町議会災害対策特別委員会が和歌山市地震等災害対策特別委員会へ視察・研修に行きました。

昨日は、田尻町災害対策特別委員会(今年度、委員長 小川)は、平成15年から、10年目の活動に入って、今年度6月議会から3つのテーマを決めて、毎議会ごとに委員会を開催している、和歌山市地震等災害特別委員会へ視察・研修をおこなった。田尻町は、昨年、改選後、この委員会をたちあげて、津波避難ビルの指定、海抜表示など議論し、町当局をリードしてきたが、委員会の開催時には各議員が求める話題、提案が多岐にわたるため、委員会の開催・議論方法についてルール化の必要に迫られての視察だった。和歌山市では、3つのテーマを設定 (1、災害に強い人づくりの推進 2、災害に強いまちづくりの推進3、災害時に強い体制づくりの推進)し、今年、6月議会では、第1のテーマで市当局から報告を求め、議論したという。田尻でも「大阪湾内でいわれているようなそんな高い津波は絶対に来ない」と漁師が断言するなど、また、昨年の3・11以降、“危機意識の薄れ”が出されるなかで、災害にそなえる人づくりが共通の課題として浮かび上がった。そして、災害現場とそれに備える知識と経験では、自衛隊ではなく、消防職員からの話題提供が豊富で学ばされるとの発言が、和歌山市特委副委員長からだされ、興味深く聞いた。