女と生まれて・その人生観 座右の銘23

せっかくのお招きですけれど、私は夜ふかしをすることができません。なぜなら私は朝早く起きて教師としての義務を果たすために準備をしなくてはなりません。疲れている教師ほど役に立たないものはありませんから。エレン・ケイ

 

 母性と児童の尊重を基軸に社会問題を論じた。著作に『恋愛と結婚』、『児童の世紀』、『母性の復興』等がある。ケイの著作は、大正デモクラシー期の日本にも、女性文芸誌『青鞜』などを通して紹介され、日本の婦人運動に絶大な影響をもたらした。教育の重要さを説いた。同じフェミニストで同国出身のフレデリカ・ブレーメルを批判している。